トランプ一族支援の「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」、パキスタンにおける仮想通貨合法化に向けて提携

ワールド・リバティ・ファイナンシャルがパキスタン仮想通貨評議会と仮想通貨合法化に向けて提携

トランプ一族が支援する暗号資産プロジェクトWLF（ワールド・リバティ・ファイナンシャル）は、PCC（Pakistan Crypto Council：パキスタン仮想通貨評議会）とパキスタンにおける仮想通貨合法化に向けて 提携 した。

Today marks a major step forward for Pakistan’s digital economy.

The Pakistan Crypto Council, led by CEO @Bilalbinsaqib , has signed a Letter of Intent (LOI) with @worldlibertyfi , a decentralized finance (DeFi) platform backed by @realDonaldTrump , to accelerate blockchain… pic.twitter.com/zVFKnMsHzu

— Pakistan Crypto Council (@cryptocouncilpk) April 27, 2025

南アジアの国であり、業界で最も急成長している市場の一つであるパキスタンにおける仮想通貨普及を加速させるため、WLFはPCCとの意向書に署名。この提携により、WLFは、ブロックチェーンベースの製品のテスト、送金や取引へのステーブルコインの応用拡大、実世界資産のトークン化の検討、分散型金融プロトコルの成長を支援するための規制サンドボックスの立ち上げを支援すると、現地メディアが 報じ た。

WLFの創設者であるザック・ウィトコフ（Zach Witkoff）氏、ザック・フォークマン（Zak Folkman）氏、チェイス・ヘロ（Chase Herro）氏は、パキスタン中央銀行総裁、財務大臣、IT長官らが出席する中、同カウンシルのビラル・ビン・サキブ（Bilal bin Saqib）CEO（最高経営責任者）との最近の会合で意向書に署名した。

WLFとパキスタンのトップリーダーたちとの歴史的会談

WLFの幹部は、パキスタン首相、陸軍司令官、ムハンマド・アウラングゼーブ（Muhammad Aurangzeb）財務大臣をはじめとする高官と会談し、野心的な協力計画について協議した。

パキスタン政府は仮想通貨の完全合法化を発表する寸前で、同国が世界で最も急成長を遂げる仮想通貨市場の一つとなるための準備を整えているとのこと。この積極的なアプローチは、パキスタンが金融の未来へと飛躍する意志を示しており、Web3革命の最前線に立つ可能性を秘めている。

• ブロックチェーン製品を安全にテストするための規制サンドボックスの立ち上げ
• 責任あるDeFiの成長とイノベーションの推進
• 実世界の資産トークン化の機会の探求
• 送金と国際貿易におけるステーブルコインの導入拡大
• 世界的なブロックチェーン政策に関する戦略的な規制アドバイスの提供

パキスタンの人口の64%以上が30歳未満であり、フリーランス経済が急速に成長していることから、同国はデジタル経済の原動力となる絶好の立場にあり、年間3,000億ドル（約43兆円）の仮想通貨取引と2,500万人のアクティブユーザーを誇っており、政府の支援により、この数は急増すると予想されている。PCC側も楽観的な見方を示しており、ブロックチェーン技術を通じてパキスタンの若者に力を与えることが、国際金融舞台における同国の台頭を加速させると強調している。