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ナスダック、グレイスケール・ポルカドットETFを「DOT」で上場申請

ナスダック、グレイスケール・ポルカドットETFを「DOT」で上場申請

nextmoney-news (JP)2025/02/26 01:27
著者:nextmoney-news (JP)

ナスダックがグレイスケール・ポルカドットETFの上場を申請

ナスダック(Nasdaq)は、グレイスケール(Grayscale)のポルカドット(Polkadot/DOT)ETF(上場投資信託)の株式の上場・取引の承認を求め、 SEC (米国証券取引委員会)にフォーム19b-4を 提出 した。

ナスダックは、ポルカドット・ネットワークのネイティブトークンであるDOTを保有するグレイスケールETFの上場を申請した事が申請書類で明らかになった。ポルカドットのネイティブコインDOTのスポット価格を追跡する提案されたファンドは、ティッカーシンボル「DOT」で取引される予定だ。今申請が承認されれば、グレイスケール・ポルカドット・トラストは、資産運用会社の拡大する上場仮想通貨ファンドのラインアップに加わることになる。

グレイスケールのETF拡大

グレイスケーは、投資家にポルカドットのネイティブトークンへのエクスポージャーを得るための規制されたアクセス可能な手段を提供することを目指している。

同社は、すでにスポットビットコインETFとスポットイーサリアムETF 2つのETFを上場させている。これらに加えて、スポットポルカドットETFに加えて、リップル(Ripple/XRP)、ソラナ(Solana/SOL)、ドージコイン(Dogecoin/DOGE)、カルダノ(Cardano/ADA)、ライトコイン(Litecoin/LTC)など、他のデジタル資産にリンクされたETFを提供するための規制承認を求めている。

19b-4フォームは、取引所がスポットETFなどの新しい証券上場と取引を許可する規則変更を提案するために必要な重要な規制申請で、ナスダックの申請は、先月末の21シェアーズ(21Shares)のS-1登録に続き、2番目のアクティブなDOTに焦点を当てたファンド申請だ。

かつてタトルキャピタルマネジメント(Tuttle Capital Management)は、レバレッジ2倍ポルカドットETFを、10のレバレッジ暗号ETFの広範な申請の一部として提案したが、申請直後、同社はすべての2倍レバレッジETFの提案を撤回している。

グレイスケールは、公開取引所で取引されていない単一資産の仮想通貨ファンドを数十件運営。同社は1月に、時価総額で最も人気のあるミームコインであるドージコインの非上場投資ファンドを立ち上げ、翌2月には、Pyth Networkのネイティブトークンの投資ファンドを立ち上げている。また、2024年12月にはリド(Lido/LDO)とオプティミズム(Optimism/OP)のガバナンストークンであるLDOとOPの2つの新しい投資ファンドを立ち上げた。

急増する仮想通貨ETFの申請

同社は、SECにアルトコインETFの上場許可を求めている6社以上の資産運用会社の1つに加わった。

他の発行者もヘデラやオフィシャル・トランプ(TRUMP)といったアルトコインのETFを提案している。この背景には、米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が2期目に入った後、仮想通貨に対する姿勢を軟化させた。バイデン前政権下で、規制当局は仮想通貨企業に対して100件以上の訴訟を起こし、さまざまな証券法違反を主張していた。

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免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

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