いまビットコインが買われる理由、第2次トランプトレード発動か？【仮想通貨相場】

ポイント

• 6万ドルに上値伸ばす
• チェコ中銀がBTC保有検討開始を採択
• 2月1日からカナダ・メキシコに25％のトランプ関税開始
• 世界中でトランプ時代に則した行動としてBTC投資を検討か

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は続伸。

朝方10.1万ドル（約1595万円）台で切り返すと、一時10.6万ドル（約1670万円）台に値を伸ばしている。

BTCはトランプ就任式直前に10万ドル割れから10.9万ドルに急騰、その後形成した三角持ち合いを月曜日のDeepSeekショックで割り込むと、9.7万ドル台まで値を下げた。

しかし、火曜日にNVIDIA株が反発するなど市場が落ち着きを取り戻すに連れ、9.9万ドル、10万ドルと徐々に下値を切り上げていった。

昨日早朝のFOMCで利下げ見送りが発表されると米長期金利が上昇、BTCも値を落としたが、10.1万ドル近くの前述のサポートライン付近で下げ渋った。

その後の会見でパウエル議長がトランプ大統領の利下げ要求にノーコメントと全否定しなかったことで長期金利は反落、BTCは10.4万ドル手間に反発すると、会見の最後で「銀行は暗号資産の顧客に完全にサービスを提供できる」「銀行がこれまで暗号資産業界に対する基準を高めにしていたのは、新しいものに慎重になっていたため」で「過剰なリスク回避のために銀行が合法な顧客を解約することをさせたくない」とこれまでと態度を一変させたことでBTCは10.5万ドル台に値を伸ばした。

海外時間に入ると米GDPが予想を下回り、ドル円が下がる中、円建て価格はやや値を下げたが、チェコ中銀がBTCを外貨準備に組み入れるか検討する提案を可決したことを受け、BTCは10.6万ドル台半ばに値を上げた。

しかし今朝方トランプ大統領が2月1日からフェンタニルの流入を理由にカナダとメキシコの25％の関税を課すとしたことでリスクオフの流れが強まり、BTCは10.4万ドル台に値を落としている。

本日のBTC相場

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