AIエージェントコイン　ミームコインの市場シェアを奪うだろう＝VC企業幹部が予測

2025年にはAIエージェントコインがミームコインを上回るパフォーマンスをみせるかもしれないが、その勢いは2026年までに衰える可能性がある。

「ミームコインはAIエージェントコインに市場シェアを奪われ続けるだろう。これは金融ニヒリズムから金融楽観主義への移行だと考えている」と、ドラゴンフライキャピタルのマネージングパートナー、ハシーブ・クレシ氏は 1月1日のXの投稿 で語った。

「最終的には消滅するだろう」

クレシ氏はAIエージェントブームは2025年まで続くだろうが、永遠には続かないと指摘した。より高度なAIプロダクトが登場するにつれて、人々はソーシャルメディアのチャットボットに対する興味を失う可能性があるとした。「最終的には消滅するだろう。これはAIによる注目すべき長期的な変革ではないが、仮想通貨界隈の大きな話題になるだろう」と彼は語った。

AIエージェント・チャットボットは仮想通貨業界で人気を博しており、仮想通貨ユーザーに洞察や市場価格の予測を提供している。

コインマーケットキャップ によると、過去24時間でミームコインの取引量は21.49%減少し、一方で上位のAIトークンおよびデータトークンの取引量は7.95%増加した。AIトークンおよびデータトークンの時価総額は544億2000万ドルとなっている。

Ai系トークンの時価総額 Source: CoinMarketCap

過去30日間で上位のAIトークンおよびデータトークンの時価総額は1.66%減少したが、同期間中にミームコインの時価総額は17.70%減少している。

しかし、クレシ氏はAIトークンとエージェントは依然として悪意のある者に対して脆弱だと警告した。「現在のエージェントは簡単に操作され、ブランドを傷つけるような狂ったことを言う可能性がある」と付け加えた。

クレシ氏はAIエージェント・チャットボット「Aixbt」は「さまざまなプロジェクトに関するデータを集約するのがすでにかなり得意だ」と語った。しかし、多くの新しいエージェントが登場する可能性があるため、その長期的な持続可能性は不確かだという。

「来年には次世代のエージェントが登場し、Aixbtに対する幻想は消え去り、より深く、より賢い見解を持つかもしれない。しかし、それにどれだけ気づくかは疑問だ。おそらく大多数の人には同じように感じるだろう」とクレシ氏は語った。

2026年にはどうなるか？

さらにクレシ氏は2026年には「突然の逆転」が起こると予測している。

「仮想通貨は新しいものに飽きるのに時間がかかる」と彼は語った。だが、いずれ「チャットボットはあまりにも普及しすぎて、人々はそれに飽きてしまうだろう。感情は逆転する」と彼はのべた。

過去1週間で、トップ100の仮想通貨の中で最もパフォーマンスが良かったAIトークンは、バーチャルズプロトコル(Virtuals)が57.28%上昇、ビットテンソル(TAO)が10.59%上昇、シータネットワーク(THETA)が6.11%上昇した。

仮想通貨トレーダーのマッケンナ氏は、 1月1日のXの投稿 で「2025年には新しいAI流動性の機会が現れると確信している」と語った。

一方、ビットワイズのハンター・ホースリーCEOは、AIエージェントの台頭は2世紀前の企業時代の始まりを彷彿させると 語った 。「19世紀の企業の出現と完全に一致していると思う。それ自体で契約を結び、人を雇い、物を所有し、人々よりも長生きすることができる」とホースリー氏は語った。

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。

仮想通貨取引所ビットゲット(Bitget) がBTCプレゼントキャンペーン＆年末年始大感謝祭を開催！5000円分のBTCと最大30万円相当の特典、さらに抽選でNintendo SwitchやiPhone16をプレゼント！【1月最新】