最近のデータによると、ビットコインが心理的な10万ドルの価格水準を下回ったことで、仮想通貨の価格下落時に買い増しをするというソーシャルメディア投稿の割合が4月以来の最高水準に達した。

「ビットコインが今日9万5500ドルまで下落したことで、仮想通貨を押し目買いするという話題の割合が8カ月ぶりに最高水準に達した」と、仮想通貨分析会社サンティメントが 12月19日のXポスト でのべた。

ソーシャルメディアプラットフォームで「押し目で買う(buying the dip)」というソーシャルドミナンススコアは、12月19日に0.061に達した。

このスコアは、ビットコインの価格が7万ドルを下回り、6万7000ドルまで下落し、その翌日に約6万3000ドルまで下落した4月12日以来の高い数値だ。

8月4日にもこのスコアに近づいたが、その際ビットコインは6万ドルを下回り、24時間以内に5万3000ドルに向かって下落した。

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SNSプラットフォームでの「押し目で買う」という言及のチャート Source: Santiment

ビットコインは過去7日間、10万ドルの周辺で推移しており、10万ドルを下回るたびに大規模な清算が行われている。記事執筆時点では、9万7258ドルで取引されている。

仮想通貨に対する検索関心は高水準を維持

一方で、データによると「仮想通貨(crypto)」という用語に対する検索関心は依然として高いが、12月初めからは低下している。

過去12カ月のGoogleトレンドデータによると、「仮想通貨」に対する世界的な検索は、過去7日間でスコア75となり、12月初めのスコア100から25ポイント下がっている。一方で、過去7日間の「押し目買い」に対する世界的な検索はスコア38に達し、8月10日以来の最高水準だ。

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過去12カ月の「ディップを買う」に対する検索関心. Source: Google

キャプリオールファンドの創設者でアナリストのチャールズ・エドワーズ氏は、 12月19日のXポスト で、市場参加者は両方向へのボラティリティに備えるべきだと語った。しかし、エドワーズ氏は、市場が短期的に非常に弱気になる可能性が「かなりある」と考えており、それが反転し、潜在的なショートスクイーズを引き起こす可能性があると考えている。

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。

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