メタプラネット ビットコイン戦略で7年ぶりの営業黒字となる見込み
ビットコイン積立企業メタプラネットは、仮想通貨をバランスシートに初めて追加してから数カ月で、7年ぶりの連結営業利益を記録する見込みだ。
日本の投資会社である同社は、2024年12月31日までの会計年度で、8億9000万円の売上高を見込んでいると 12月18日に発表した 。これは、前年度の2億6100万円からの増加となる。営業利益は2億7000万円に達するとしており、昨年の4億6800万円の赤字からの増益となる。
メタプラネットによれば、この収益の多くがビットコイン(BTC)のプットオプションの売取りh気から得られたもので、5億2000万円の収入を生み出したという。さらに「好調だったホテル事業と合わせて、2017年度以来の連結営業利益を計上する見込みだ」と同社は声明で述べた。
メタプラネットは、東京を拠点とする上場投資会社であり、今年4月にビットコインを通貨の価値減少に対するヘッジ手段とする 戦略を採用した 。
ビットコイントレジャリー事業
メタプラネットは、単にビットコインを積み立てるだけでなく、財務管理戦略の一環として「ビットコインの積立と管理」を正式な事業ラインとして確立し、ローンや株式、転換社債などの金融商品を活用して「効率的にビットコインを購入し保有する」とも 述べている 。また、今後もプットオプションの売取引を主要な収益源として活用し続けるとした。
メタプラネットはまた、最近取得した日本でのビットコインマガジンの運営ライセンスを通じて、ビットコイン関連のマーケティング活動からの収益源を確立することも目指している。
メタプラネットは、アジアでボヤーインタラクティブに次ぐ2番目に大きな企業ビットコイン保有者であり、1142BTCを保有している。これは約1億1940万ドル相当の価値がある。
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