ドージコイン取引残高が最高値更新、マスク氏の発言で急騰
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ミームコイン最大手のドージコイン(DOGE) DOGE +3.67% は25日、オプション取引残高が40億6000万ドル(約6090億円)に達し、過去最高を 記録した 。
取引残高急増の背景
この急増の主な要因は、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が自社プラットフォームX(旧Twitter)での決済機能導入を検討しているというニュースだ。
マスク氏は以前からドージコインのウェブ決済での活用可能性に言及しており、投資家たちは同氏の発言を受けて積極的な投資行動を見せている。
現在の取引内容を見ると、19億ドル(約2850億円)が価格下落を見込んだ空売り契約となっている。この数字は月曜日時点で36億ドル(約5400億円)まで減少したものの、依然として高水準を維持している。
マスク氏とドージコインの関係
世界長者番付1位のマスク氏は長年にわたりドージコインを支持しており、その発言の度に価格が大きく変動してきた。
今年に入り、同氏が政府機関にD.O.G.E.(Department of Governmental Efficiency:政府効率化省)という名称を提案したことも、投資家の関心を高める要因となっている。
当初ジョークとして作られたドージコインだが、現在では時価総額で暗号資産(仮想通貨)市場7位の規模を持つデジタル資産に成長した。
CoinGeckoによると、現在の価格は約0.39ドル(約58円)で、過去24時間では9%の下落となったものの、1カ月間では185%以上の上昇を 記録している 。
次の人気ミームコイン
ミームコイン市場では、新たなプロジェクト Pepe Unchained(PEPU) が注目を集めている。PEPUは既に4000万ドル(約60億円)の資金を調達し、今年最も成功したプレセール案件の一つとなった。
同プロジェクトは、イーサリアムブロックチェーン上で運用される人気ミームコインPepeのレイヤー2ネットワークを構築している。
PEPUの特徴は、高額な取引手数料と処理速度の遅さという従来のイーサリアム取引の課題を解決する点にある。専用のネットワークエクスプローラーを備え、既存のPepeホルダーが円滑に移行できる分散型ブリッジも開発している。
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